ステルビオを買った理由
使用容量が96.45%に達し、更新終了の97%まで幾ばくもないこのブログ。過去記事を読み返すとステルビオを買った理由が書いてない。情報を提供してみなさんの役に立って頂こうという高い志はほとんど無くて(乗るだけで詳しくないので)、備忘録的に書いているこのブログも残り僅か。
そこで今日はなぜステルビオを買ったのか書いてみたい。
CBR400Fに乗っていた頃(1990.4~1993.5)からいろんなメーカー、いろんなエンジン型式のバイクに乗ってみたいという思いはありました。実際に空冷Lツインを搭載したDUCATI 750PASOを購入(1993.5)したのですが、状態があまりにも悪くてバイク屋ともめてしまい、とうとう売却。ものの見事に“コケて”しまいました。以降、GPZ1100(1997.3~2003.6)までずーっと4気筒エンジン搭載車に乗っていたのでした。
そして2003年、ようやくにして乗りたかったDUCATIにを購入。それから10年、ST4sに乗っているのでした(今現在も所有)。
ST4sに乗っている10年間でもたまには中古車を見に行ったり、時にはメーカー、ショップの試乗会で試乗したりしていたのです。4気筒エンジン車を除くと外国車ばかりになってしまってBMW、Buell、MOTO GUZZI、Triumph。
その中でMOTO GUZZIの試乗が1番多かった。
試乗したMOTO GUZZIは、
BREVA1100
V11
BREVA750
GRISO1100
V7(40ps)
1200SPORT
V7(新型エンジン)
GRISO8V
試乗は出来なくても跨ったり、エンジンをかけてもらったのは、
QUOTA1100
Norge1200
LeMans1000
見積書をもらったのは、
LeMans1000
でした。試乗した中で印象が良かったのはBREVA750。意外とよく走る。大型モデルと比べて股も熱くならない。軽くてコンパクトな車体はちょっとコンビニまでからロングツーリングまで幅広く使えそうな印象。時間がいっぱいあるのならこれでロングツーリングに行ってみたいと思うバイクでした。
でも現実に目を向けると時間を作るのが非常に難しい!自分の環境では連休なんか滅多に無い。のんびりとロングツーリングだなんて、夢の夢の夢。現実にGPZ1100に乗っていた頃はロングツーリングも多かったが、ST4sではグッと少なくなってしまった。他の職業では連休が無いのはほとんど無いと言っていいほどになった今、もう少し休みを増やしてもいいと思えるが、そんな動きなど全くない。露骨に書けば遊びかお金かの選択を迫られる。自分の骨が化石になっても変わりそうにない、とさえ思えてきた。現に先日は大阪、奈良、京都と強行軍で駆けずり回ったが、こうしないとどこにも行けない、何も出来ません。
こんな状況を根本的にカイゼンするには仕事のあり方から変えていかなかればならないのですが、そんな動きは全く無し。それならばと、せめてバイク的にカイゼンするにはやはり排気量があって、長距離走行に強いバイクとなります。今まで乗ってきているバイクはある面では意外と代わり映えなく保守的で、長距離走行に強いバイクが条件。ST4sはDUCATIの中では長距離走行に強いバイクですが、GPZ1100と比べると劣る。
いつまでバイクに乗れるかと考えてみた。バイクに乗れる環境は年々悪化している。年間走行距離も落ちてきてしまった。いまわの際にあの時MOTO GUZZIに乗りたかったと思っても遅い。楽しいことは先にやるべきだ。
それに、今までオンロード車ばかり乗り継いでいましたから違う経験をしたい、と思うようになりました。初めてのバイクはSUZUKI HUSTLER TS50W。原点に帰るのもいいかも。不整地でも今までのバイクより安心して走れる方がいい。いろんな風景も見たいし、いろんな事も知りたい。そして長距離走行に強くて、更にMOTO GUZZI…。
そこでたまたまあるバイク屋のHPに出ていたのが今乗っているステルビオなのでした。もちろん、今までの経験から購入前に試乗したのは書くまでもありません。また、試乗可能というもの購入の大きなポイント。やはりバイクは乗ってみないとわかりません。雑誌インプレッションだけで決めるのは非常に危険と、自分の経験から判断します。そのバイクのネガティブな面は書かれてないですし。実際に乗り、それから雑誌を読んで再び試乗するのが正しい使い方かも。
こうして購入したステルビオ、不整地でも安心して走れそうな期待はガラガラと崩れてしまいましたが、長距離走行に強い、疲労が少ないという期待は十分に応えてくれます。
もちろん、いつの日にかステルビオを手放す日がやって来る。手放す理由は大きさを持て余して、車重に手こずってとなると思う。乗るなら今だと思ったのでした。
メーターが直り、整備後のステルビオはエンジンがスムーズになって乗って楽しいバイクになりました。3000回転を超えて、4000、5000回転と加速していくフィーリングはまさにレシプロといった感じ。これを味わっちゃうと病みつきになります。シフトを意識して2速で走ると4000回転でおおよそ58km/h、5000回転で70km/h。シフトを意識しないでこの回転域を楽しんでしまうと一般道では速度が出過ぎてしまうのが新たな悩み。イバラの道はまだまだ続きます。
備忘録的に書いているこのブログ。ステルビオについての情報をとこのブログを訪れてくれた方は書き手のあまりのもヘッポコ振りに何だこれはと呆れ果ててるかと┐(´д`)┌ヤレヤレ。しかし、これはどちらかというと“ステルビオ奮闘記”。文章力も無く、メカニズムにもライディングにもさっぱりなただの人間がが書いているブログ。右にフラフラ、左にヨロヨロ、時にはスッテンコロリン。“ヨタヨタ走行”はまだまだ続きます。寛大な御心で読んでいただければと。残り容量が少なくなった今、この書き込みをもってカテゴリー「MOTO GUZZI STELVIO」の更新を終了します。
只今の走行距離941+23326km
※新しいブログにて引き続き書いております。
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