
ヨシムラのブースにて、GSX-R

GROM
ヨシムラパーツが満載です。見ていて楽しい。
このバイクを見ていると、なんと吉村不二雄さんから話しかけられたのです!
パワーグラフを見せてくれて、ノーマルと比べて3馬力上がったと喜んでました。
パワーが上がる事は楽しいんでしょうね。

ヨシムラCB750KO
デイトナ出場車。

ヨシムラGS1000R
第3回鈴鹿8時間耐久レース優勝車。

ヨシムラのブースにはかつての貴重な画像が順次流れていました。
「板付飛行場 ドラッグレース」と書いてありましたから、ヨシムラの原点といえる写真だと思うのです。

POP吉村著。レースの第1戦から退いた直後に書いたものだと説明があったような気がします。このようなここ度が前でレースを戦っていたのだと感じました。
ヨシムラのブースはちょっとした“歴史館”にもなっていました。

手作業で研磨したカムシャフト。

吉村不二雄さんがアメリカで使い始めたコンピュータ。

軽量化されたスプロケット。気迫が伝わってきませんか。

集合管。

モーターサイクル殿堂入りの受賞メダル。日本人では吉村秀雄氏と本田宗一郎氏のみ。

自宅にて、今でも持っている「ポップ吉村のバイクスピリッツ」。左は森脇南海子さんの「ポップ吉村のバトル・ライフ」。
「ポップ吉村のバイクスピリッツ」の初年度出版は1983年ですから30年以上前の本という事になります。
バイクに興味を持ち始めた頃の買った本なのです。その頃はバイクの本は結構買っていました。この本もその中の1冊。当時はヨシムラはもちろん、バイクレースの事さえ全く知りませんでした。勝て勝てと言われ続けた中学時代。その反動で競争というものに目を背けていた、いや嫌っていた頃でした。だからレースには全く興味を持てませんでした。
でもこの本はポップ吉村こと、吉村秀雄さんの生い立ちから今日、初年度出版までが書かれてて、当時は夢中で読み、今でもたまに読むのです。「ポップ吉村のバトルライフ」と合わせて読むとなんというのかな、より立体的になる感じです。171頁の「自分に忠実な選択をしたことによって、“正解”の道を歩くことになったのだと思う」の綴りは当時はもちろん今でも印象深いというとややニュアンスが違うのですが、“印象深い”のです。
NHKの「プロジェクトX」では戦後の荒れた時代から描かれてますが、この本は生い立ちから戦前、戦中、戦後、オートバイレースとの出会いも書かれてます。
細かい内容は省きますが、拠点を日本からアメリカに移したものの、共同経営者の裏切りにあった時の心境は如何ばかりか。自分自身、具体的には書けませんが何でこんな目に遭わなくちゃいけないんだという事もあったりするので、何度も読み返してしまいます。
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