今日は映画「旭山動物園物語 -ペンギンが空をとぶ-」を見に行きました。この冬、北海道に行った時に映画の製作、公開を知り、楽しみにしていた映画です。「せっかくここまで来たんだから、旭山動物園に行ってもらいたい」と旅行中言われましたけど、何せ北海道は広い。走らなきゃ、帰れない。それでもあと1日、1日だけ時間があったのなら行けたのだけど、是非行ってみたかったのだけど、余裕が取れず、次回の“宿題”にすることにしました。
公開したばかりの時はレイトショーもやっていた。見に行きたかったのだけど、それを見ると朝がどうしても辛い。この頃は茅ケ崎に行くことも多かったのでレイトショーは止めにして、ようやく今日、デイタイムに見に行くことができた。
入場者が減り、閉園の瀬戸際から立ち直るまでを描いたものでした。施設の老朽化、感染症によるゴリラの死、その為の一時閉鎖。再開したものの入場者は更に減り…。なんとか入場者を増やそうとアイデアを出し、実行に移した飼育員。実際に起こった事をストーリーに組み込ませています。そして市長が代わって予算が付き、新しい展示方法による試み。そして入場者が増えるまでを描いたものでした。ラストは職を退く滝沢園長が飼育舎や施設を掃除している場面や、花束を抱えて動物園を去っていくところはジィ~ンとしました。
見終わった後、本屋に行って小菅正夫旭山動物園園長が書いた本「<旭山動物園>革命 夢を実現したプロジェクト」を買いました。読んでみると映画のストーリーとダブついたのはもちろんですが、動物園の裏側というか、目に出来ない所というか、そんなところも書かれている本です。映画とセットで読む事をお勧めします。

写真は2007年8月14日に撮ったものです。この夏、7年ぶりに北海道をツーリングする事が出来ました。移動手段、日数的な事は別として、9回目の北海道でした。書きにくいんですが、旭川に動物園があるなんて「旭山動物園」が有名になるまで知りませんでした。登別クマ牧場は知ってましたが…、でも未だに行ったことが無い…。でもテレビなどで存在を知り、面白いらしいということで行ってみようと思ったのです。
当時の記録によれば13:49に「さんふらわあ さっぽろ」を下船して、一端は苫小牧駅に行き、日高道沼ノ端I.Cから高速道路をカッ飛ばして旭川北I.Cで下り、旭山動物園に着いたのが16:52。普通なら入園できない時間でしたが、お盆の時期ということで開園時間が延長されていて、入園できました。入場料580円。走行距離は苫小牧港から旭山動物園まで226.4kmでした。
左の写真が旭山動物園に入園した直後の写真です。右が沖縄海洋博公園に入園した直後の写真です。この年の1月、“島巡りファイナル”で沖縄に行った際に撮った写真です。向こうに写っている“とんがり帽子”は伊江島です。なんとなく似てる風景だなぁっと感じました。まぁ、ただ感じただけですが、何となく似てるなっと。
ジェフロイクモザル。
タマゴの大きさ比べ。本にも書いてありましたが、手書きの案内がいい感じ。
カバ、サイ、キリン。
北海道に限らないのですが、各地に風力発電の施設が作られてます。自然エネルギーを有効利用するのですからいいことづくめのように思えるのですが、一方で飛行機でいうバードストライクがある事を知りました。風速、プロペラの大きさにもよりますが、ゆっくり回っているように見えても先端部分はかなりの速さ。時速200km/hに達する事もあるそうです。これではひとたまりもありません。更には環境アセスメントの適用外で、事前の調査が不十分な事もあるそうです。
ペンギンとアザラシ。“水系”の動物は気持ち良さそうに泳いでます。
一方でシロクマ君はというと…。バッシャン!と水に飛び込むところを見たかったのですが、俺ァ、暑くてやってらんねぇよぉっ!と言いたげな様子。事実、本当に暑かった。北上するにつれて幾分涼しくなったものの、南下するにつれ暑くなるのを実感しました。決してST4sの熱さだけではありません。10年前のツーリングでは寒くて寒くて震えていたものでしたが…。
オラウータンの檻。ジャングルジムみたいで面白そうです。人間でも遊びたくなります。
で、肝心のオラウータン君。こちらも暑さでヘロヘロ状態。サッパリ元気がありませんでした。
フランクフルト、250円也。「Asahiyama」の文字があります。
ツーリングだもん、風景写真をパチリ。旭山動物園から旭川市内。ツーリングでは風景写真を多く撮ります。後でこれはなになに、これはどこそこと書き込むのですが、これが一苦労。“うれしい悲鳴”といったところでしょうか。なかなかアルバム整理が進まない原因でもあります。
記録によれば1時間半ほどの見学でした。これではあまりにも短すぎます。水族館もそうですが動物園も開園と同時に入るべきだと思いました。今度行く時は、やっぱり冬に行きたい、開園と同時に入場してゆっくりと見学しようと思います。
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