裸の王様への道
この間の日曜日、本屋で本を購入。
レジでカバーをかけてもらった。
その際、表紙を開くと1部が折れ曲がっているのが発覚。
店員さんが「どうされますか?」と訊いてきた。
その時に思わず出てきた言葉はなんと
「あぁ、構わないよ」
だった。
本屋を出た後であれはまずかったと後悔。
「いや、別にいいですよ」とか、他の言い方もあったではないか。
なんであんな言葉が出てしまったのだろう?
レジの店員さんは実習生で若い(ネームプレートを見た)。
知らず知らずの内に目下というか、年齢の若い人にそのような態度を取ってしまっているのか?
客として訪れた店で、人生初めて様付で呼ばれた時は思わずビクンとしたものだ。
それまで周囲からは呼び捨てで、それがあたりまえだった。もちろん、立場が変わってもさん付けだった。
今では様付で呼ばれてもなんとも思わなくなってしまった。
年齢を重ねると横柄というか、裸の王様になってしまっている人を見かける。
あんな態度をとらなくてもいいのにと思う時もある。
ああはなりなくないなとも思う。
そう思いつつも知らないうちに増長するようになっているのかもしれない。
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