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簡単なようでもノウハウが

車検も近いし、なかなか行ってられない。というわけで時期を見計らっていたのですが、タイヤのエアー漏れが発覚したので今日はステルビオを車検に出しました。

タイヤを除けば不調箇所は特に感じられないのですが、ステルビオの周りをグルーっと回って、チェック。

フロントブレーキパッドが減っているのが発覚。

パッドがペラペラですぐに交換が必要とまではいかないが、

「長距離を走る予定はありますか?」

「もしかしたら…、あるかもしれない」

というわけで、交換。

タペットクリアランスはどうします?

う~ん、わからん。大抵どのくらいで調節するんですか?

新しいエンジンなので難しいところだけど1万kmらしい。

歴代オーナーさんの履歴が残っているので、それを見ると7000kmほど走っている。

後でも出来るけどエンジンを冷やさないと出来ない。そうすると2時間くらいは待つようになる。

そんなにしょっちゅうバイク屋さんにも行けないのでお願いした。6万kmを超えているST4sは1度も調節してないのだが…(点検の結果、規定値以内。よって、調節の要無しというわけで)。これは今後の資料になるかも。自分の使い方ではこの位までなら大丈夫という目安になる第一歩。

グリップヒーターを付けたい、これは返答待ち。

後はクラッチ。もう少し軽くできないか、と相談。最近はどうも道路が混むようになってきた。今までならスイスイ走れた所もそうでは無くなった。いつもの“スカイツリーコース”も混むようになってきたのです。

そうなると気になってくるのがクラッチの重さ。ステルビオのクラッチはノーマルのST4sよりも軽いのだけど、クラッチを軽くしたST4sよりも重い。都内の渋滞では重いと感じてしまう。そこで聞いてみたのです。

「構造的に無理です」

「クラッチナントカ(失念)を交換すれば軽くなるのですが、キレが悪くなる。ドカティ用は発売されてますが、モトグッチ用は発売されてません」

マイナーな車種はつらい。確かにST4sのクラッチは軽いけど、キレは悪い。

パンクに関しては1度修理したところの再修理は出来ないとの事。裏側からの修理もタイヤメーカーは認めてない。パンクしたら交換が基本らしい。この辺は今風かなぁ。修理して何かあったら大変だ。迂闊な事をいえばメーカーの責任問題になる。メーカーとしてはこのように修理して下さいとは今の時代言えなくなったのだろう。

バイク屋さんとしても釘が刺さった状態であればいいのかもしれないけど、1度直したが上手くいかなかった場合は引き受け兼ねるのかもしれない。

「釘が刺さった方向に刺しましたか」と聞かれ、ハテどうだったっけ。

多分そうだと思うけど、自信を持ってそうですとは言えなかった。そこまでは明白に意識してなかったのです。

あっ、パンクしている。早くしないと原宿スーパーよさこいに間に合わない、その次は高円寺阿波踊り…、と。

  祭
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で、頭の中はいっぱいだった。

パンク修理は簡単なようでも、そこにもノウハウがあるのだなと思いました。


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MOTO GUZZI STELVIO」カテゴリの記事

コメント

こんにちは~。モモパパです。
車検でしたか。
タイヤって昔は修理してましたけど今では一度パンクしたタイヤは修理は応急措置で新しいタイヤの交換前提とだれてるようですね。

投稿: モモのパパ | 2014年9月29日 (月) 06時06分

色々と“うるさく”なったからだと思うのです。
立場を変えて自分がバイク屋だったら同じだと思います。
仕事でも同様なことがあります。対応できそうな事でも何かあったら大変だ、クレーム地獄になると感じるものは手を引く事があります。対応する場合でもやってみないとわかりませんが宜しいですかと確認してから取り掛かります。何言ってるんだと怒られる時もありますが。

投稿: シン | 2014年9月29日 (月) 06時38分

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