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7月9日を迎えて その2

この時一緒に行った同級生は在学中に1番仲がよかった。それでも10年振りの再会なのだから、どのような高校時代だったか想像に難くない。

今日は時計をチラチラ見て、この時間は先生宅に向かっていた時間だった、場所がわからず聞き込みしてたっけ、「あそこの赤いトタン屋根の家」と指差して教えてもらったけど、「赤いトタン屋根の家」がたくさんあってイマイチよくわからない。尋ねる事4回目にしてようやくわかったのがこの時間だった。なんて思いながら時計を見てました。

玄関先でピンポ~ンして先生と対面(卒業後2回目だった)。

長らくのご無沙汰を詫びると共に「先生が同窓会に来られないと聞いて残念に思い、やって来ました」

電話では私の事はあまり覚えておられませんでしたが対面すると「君は、少し大きくなったのではないか」と言われ、少しは記憶に残っていたようです。

卒業アルバムを広げて受け持ちだったかつての生徒の写真を見ても「さぁ、わからねぇなぁ」。記憶に残っている生徒は4名ほどだったでしょうか。

でも、ショックを受けたりはしません。逆の立場だったらやはりそうだと思うのです。

「退職して23年が経ってしまって、どうしても記憶が薄くなってしまって。うんと叱ったとか、そういう生徒なら覚えているのだが」と言ってましたね。そういうものだと思います。良男クン良子チャンよりも悪男クン悪子チャンの方が記憶に残るもの。

先生宅を訪れたもう1つの目的は同窓会に参加して頂こうというもの。でもこれは断念しました。健康上の理由で他校のそれにも失礼していると聞かされては口に出せなかったのです。今にして思えばお体は参加できなくても声は参加出来たはず。ボイスレコーダーを持っていけば同窓会の会場で披露できたのに。思いの至らなさに悔やみます。

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