“敵地”に突入
今日はいよいよ“敵地”に突入。
朝から出るのたため息ばかり。
問題を起こした当の本人をチラッと見る。
文句を言ってみる。
何にも意に介さない様子。
それどころかトンチンカンな事言って、「はぁ?」。
今日はオレが何しに行くのかわかっているのか?
そんな事には興味無いよ。
それでもって別件で難しい電話が…。
「8掛けだよ。こんなにするの?」
それだけでは無理で、周辺部材も必要なのですけど、わかってんのかな。
バイク屋さんも部品だけの販売でも仕入れ値で売る訳ないし…。
ま、この件は先ほど詳細な見積もりを書いて一晩寝かしてあすの朝送る事にした。
そんなこんなで午前中は結構慌ただし買った。
お昼ご飯を食べた後、昼寝。話し合いに眠気は禁物。でも、やはり眠れなかった。
1時半頃に出発した。仕事車ではなくてセリカで行く。
雨に打たれたボンネットは眩しく輝き、否応なく気分が明るくなる。
セリカはこんな使い方もあったのだな、15年近く乗ってきて初めて気が付いた。
「そういうのは気分が変わってくる」
腰痛治療で接骨院に通っていた時にセリカを見た先生が言った言葉を思い出した。
セリカにはCDデッキがあるからcoi-naの「汗水節」を繰り返し聴く。
沖縄の歌で労働の喜びや尊さを歌った歌。出来たのは割と古くて、沖縄の戦後復興の精神的支柱になったとなにかの本で読んだ。
さて、いよいよ“敵地”に到着。
時間調整して定刻の5分前に“敵地”に入った。
話し合いはやはり耳の痛い事ばかりで、ここ1年間の言動や年齢的な事、苦情の数々。特に信用を失うような言動に返す言葉もない。「針の筵」とはよくぞ言ったものだ。
“1→2→3”とやるべき事をいきなり“1→3”に持って行って“2”を飛ばしてしまう。飛ばされた“2”は面目が潰れてしまうわけで“3”に対して信用を失いかねない。
そこでこれからをどうするかとなったわけだが、幸いにも「これからもお付き合いしていきたい」とのお言葉を頂いた。このような言葉を頂けるのなら自分が担当になってこれからも続けることになった。
これがもし、後ろめたい気持ちを持たされるようだったら仕事を続けても面白くない。面白くないものに熱意は持てないわけで、好き嫌いを言える立場ではないけれど辞めようと思っていた。いざとなればセリカもステルビオもST4sも売り払えばよい。
これからは担当が増えて、バイクに乗れる時間が取れるか…?
でもやはり時間を取って乗っていきたい。あっちこっち行っていろんな風景を見て、いろんな事を知る。セリカもステルビオもST4sもそのための手段。伸びていく人間は“前輪”と“後輪”のバランスがいい人間だと思うから。ここで頭打ちなんて悔しいじゃん。
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コメント
こんにちは。モモパパです。
はやまったことをされないでよかったです。
心の片隅に引っかかってて心配しておりましたよ。
投稿: モモのパパ | 2014年6月 7日 (土) 06時21分
ご心配おかけしまして申し訳ありません。
web上であっても心配して頂けることを嬉しいです。
今後は自分が担当になる事で仕事は継続する事になりました。
沖縄の歌で「黄金の花」があります。
楽しく仕事をしてますか
の一節があります。楽しく仕事ができない、後ろめたさを感じるようであれば、ここの仕事は辞めようと思っていたのです。
投稿: シン | 2014年6月 8日 (日) 06時58分