ノウハウ
昨日は先日発生したクレーム対応。
ハッキリ言って、バツが悪い。
自分でやった仕事でクレームが発生するのは嫌なもの。
でも、発生したものは仕方ない。
“練習”した方法でやってみたがイマイチ。
そこで思い切って初めからフェルト+研磨剤でやってみることに。
すると、みるみる綺麗になっていくではないか。
#400で表面を研磨するよりもはるかに綺麗にできる。
機械が使えない所は手作業で。
これだけ綺麗になれば十分ですとの言葉をもらったのでそこでやめ。
一方、歪みはやはりどうにもならず、左右均等に反らせる事で対応せざるを得なかった。
合計1日以上潰してノウハウを得た。
今後の参考になる。今度はもっと上手にやってみせる。もっとも、“今後”は無い感じだが。
今回の件で考える事は、滅多にやる機会のない仕事はどうしてもノウハウに乏しいこと。
例えると・・・。
初めて目玉焼きを作った時はどうだろうか?柔らかく白身は広がり、黄身は半熟で焼けただろうか。ほとんどは縮こまって白身も黄身も硬くなって真っ黒焦げ。何度か作る内に火加減を体得してキレイに焼けるようになる。
今回はまさにこれ。“火加減”がわからなかった。滅多にない(20年に1度あるかないか)だけにノウハウを得る機会もなく、ぶっつけ本番。
他のせいにするわけではないが、昔だったら浮き沈みがあっても経済は右肩上がり。その機会も多かったはず。しかしこの四半世紀は右肩下がり。経歴だけ長くなっても機会がない。このテの仕事は講習など無いので全ては己の経験からくるノウハウの世界。昔の人は“見て覚えろ”だったから、意外と次世代に継承しようとはしない。苦労して覚えてきたことを簡単に教えてたまるかという意識も強い。ましてや仕事となると需要が発生しない限り機会も無いわけで。
ケチな事してないで次世代が恥かかないようにちゃんと教えろよなと文句も言いたくなる。
何はともあれ、今度はもっとキレイにやってみせる!
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