琉球國祭り太鼓奈良支部結成10周年記念公演「想い~受け継がれる心~」を見に行った記 その9
ここの記念館は豊田家の5代・6代目当主が収集した工芸美術品が展示されてます。展示物はどれも保存状態が良く、最近作られたもの?とさえ思える程。蔵の壁が厚く、湿度・温度の変化が少ないのでよい状態で保存されていると説明してくれました。陶器、蒔絵、地図、花嫁衣裳など、様々な物が展示され、尚且つ説明してくれました。正倉院展に匹敵するように思いました。こちらは庶民的です。
普通、このようなものは代が変わると散逸してしまうものだと思うのです。先代では価値があったものの「売り家と唐様に書く三代目」。次代ではその価値は金銭的にしか見いだせず、生活の為、遊ぶお金欲しさに売っ払って3代もすればスッカラカン。それが今でも相当数残されているのはそうあるものではないはず。ため息出まくりで見学していました。自分としては脇差しの展示に豊田家の豪商ぶりを感じ、今井札の展示にこの今井町の栄華を見るようでした。
春と秋には展示品の入れ替えが行われると入口の看板にありましたので、1回きりの見学では見切れません。一見の価値があるとはよく言われる事ですが、紙半豊田記念館はまさにそうだと思いました。
入場料大人300円
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コメント
こんにちは。モモパパです。
なかなか味のある街並みですね。
ホントーにいつも色んなところにお出掛けしてらっしゃるんですね。
僕も見習わなきゃ。
投稿: モモのパパ | 2014年5月 1日 (木) 09時47分
でも、いつも強行軍です。
寝ながらでも移動しなければなりません。
近鉄の車窓から「伝統的街並み…」とチラッと見えたので会場からも近いし…、という事で橿原市今井町に行ってみたのです。予備知識は全くありませんでした。
まさか、このような所だとはびっくりですw(゚o゚)w
投稿: シン | 2014年5月 1日 (木) 23時04分