石嶺聡子ワンマンライブ
今日は渋谷のライブハウス「gee-ge」で石嶺聡子ワンマンライブ。
前日に予約したけど行けるかどうか、今日のその時にならないとわからなかった。
仕事の段取り付けてと書けばカッコいいのだけど、内実はサボってと言ったほうが正解に近い。こうしないと時間が作れないのは心苦しい限りだけど、チャンスをフイにしたくない。今までできないでいた事をようやく今頃になってやっているに過ぎない。回りはずーっと先に進んでしまった。
オープンは18時30分で、スタートは19時。
「渋谷に6時半なんだけど、来れる?」とかなり前に誘われたっけ。
「どうしても9時過ぎになる」と、すれ違い。
それに「(今まで)呼ばないでいた」なんて言われてしまって、内心かなりのショック。オレは部外者なんだなと思い知らされると同時に、なんとか行こうという気も失せた。
結局、この会には1度も行かず、それぞれの人生の方向に向かうと共に無くなってしまった。
今では渋谷までのアクセスがグーンと良くなって、当時とは隔世の感がある。ライブにはオープンは遅れてしまったけど、スタートは間に合った。
石嶺聡子さんといえば、やはり映画「ひめゆりの塔」の主題歌「花」の印象が自分には強い。映画「ひめゆりの塔」を見て、エンディングで「花」が流れて、感動したのです。ライブでは沖縄色はほとんどなく、「花」と話し方に沖縄を感じるだけだった。
川は流れてどこどこ行くの…
いつの日か いつの日か花を咲かそうよ
「花」を聞いていると当時の事が浮かんできた。「日本1周」という目標があって、それに全力投球。「日本1周」といっても一気にやるものではなくて、分割でやるもの。去年は北海道、今年は九州という具合。
どうしても時間が欲しいから休日も仕事して、その分G・Wや夏休みをやや長めに取るスタイル。この年は初めて沖縄に行った年。あと4日という時間が取れたのなら沖縄本島も回りたかったのだけど取れなかった。そこで沖縄本島はカットして石垣島を拠点として最南端の波照間、最西端の与那国、話題の多い西表を回った。
当時はGPZ900Rに乗っていて、夏はツーリング。東京からフェリーで高知に渡り、四国、九州、山陰と駆け回った。総走行距離4000kmに及んだ大ツーリング。
スピッツの「ロビンソン」を聴くと九州の“熱さ”が蘇ってきますが、「花」を聴くと淡々とした走りに終始した山陰路が浮かんでくるのです。
ライブでは洋楽のカバー曲、オリジナル曲を歌っていたのですが、「花」を聴くとその頃の事がつい最近の出来事のように思えるのでした。
渋谷駅前のハチ公像。
待ち合わせ場所の定番ですね。
多分ここで待ち合わせしていたんだろうな。行かれなくても声は掛けて欲しかったと今でも思う。
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コメント
こんにちは。モモパパです。
石嶺聡子さんは僕も好きですよ。
ライブですか。
いいですね~。
懐かしい想い出が一気に甦ったようですね。
投稿: モモのパパ | 2014年4月18日 (金) 06時37分
「花」がいいですね。
石嶺聡子さんが歌うからこそ、響くものがあります。
甘いも苦いも蘇りました。
投稿: シン | 2014年4月19日 (土) 06時15分