スズキの宣伝マンになった1日
一昨日の事です。
仕事で使っている車、スバル・サンバーが車検を迎え、その為の代車を要求していました。
代車かぁ、タバコ臭いんだろうなぁ、ファブらないと(ファブリースをシュパシュパ)乗れないなぁ。
そんな事を思いながら代車を待っていた。その内、例の自動車整備士が代車をもってやって来た。
車を見てビックリ。
何とまぁ、“痛車”を1日中運転する羽目になった。振り向く人も、少なからずいる。視線が痛い。
夕方、荷台の寸法を計っていると車検の終わったサンバーを持ってやって来た。
「ここから計ると2mあるけれど、ここから計るとこれしかない」
「そんなに細かく計らないで下さい」
せっかくだからと実用性をチェックしていたのです。
このテの車の選択は、別の意味でまたシビアなのです。妥協は出来ません。
ETCを取り付けた時も、
「乗用車と違ってホコリだらけになるんだからETCは下向きにしてくれないと故障の原因になる」
と言った事もあったっけ。
「どうでしたぁ?」
「ジロジロ見られたよ」
「ガソリンが減ってますね、ずいぶん走ったんですね」
「そんな事無いよ、もともと少なかったよ」
「今朝入れたんですけど。じゃぁ、買ってくれるんですね」
「サンバーを大事にする」
惜しまれつつも生産中止になったサンバー。乗ってみると、こりゃいいわ。赤帽がサンバーを使う理由がわかるような気がする。サンバー以外の赤帽はまだ2台しか見た事が無い。
さて、スズキ・キャリー君。内装もしっかりとチェック。
キャブオーバーだから足元が広い。ペダルが自然な配列。前輪が前方にあるとタイヤハウスがどうしても車内に飛び出してしまう。ペダル配置が左に偏っていて、左向きになって運転しているようなもの。慣れでかなりまで解決できるけど、足元が狭くてムズムズ。見た目はキュートでかわいいんだけど。
軽トラですからね、タコメーターはありません。必要最低限のみ。
3速AT。3速といえどもなかなかの出来。MTにこだわるのが…と思ってしまう。意に介さない所で変速するのに違和感もある。
シートは前に倒せるのですが、荷台が内側に出っ張っているのでスペースが狭い。ここに貴重品を置いたりするんですけど、実際に置いてみるとスペースが厳しい。
シートは前後に調節でき、サンバーのようにハンドルが遠いという事はありません。背もたれがリクライニング出来ず、運転中は姿勢の良さを求められます。軽トラといっても運転するだけではありません。弁当を食べたり、昼寝したりします。だからリクライニング出来ないのは大きなマイナスポイントなのです。
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