2013GW その19
実はこのツーリング中、ずーっと携帯をタンクバッグの見えるところに置いてました。というのも徳島発のフェリーをキャンセル待ちしていたからです。高速の渋滞を横目にビールを飲みながら優雅な船旅を目論んでいたのです。この徳島発のフェリーは東京に着くのが翌日の5時半位なので、有明から首都高を走ればギリギリ間に合うのです。しかし、ついに空き情報が入る事はありませんでした。
東京まで自走で帰ることにしました。
初めて鳴門海峡大橋を走った1998年の11月。瀬戸大橋を走って四国沿岸を通って徳島で1泊。そして鳴門海峡大橋を走るべく往復したのでした。ところが、その復路での事。タンクバックに入れていた通行券をあろうことにも吹き飛ばしてしまったのです。さぁ、大変。料金所でカクカクシカシカと説明して往路の領収書を見せて、時間的にも要するに往復したとしか考えられないという事で淡路島南I.Cから鳴門北I.C(もしかしたら鳴門I.Cかもしれない、正確な記録は見てないので)の料金で済みました。そんな思い出がある鳴門海峡大橋です。
明石海峡大橋です。この写真を撮った直後、あれっ?というものに気が付きました。
普通なら親イノシシと一緒のはずなのに、どうしてこんなところへ迷い込んだのか?
なんとかしなくっちゃ。
今にして思えば、この考えがいけなかった。
ウリコといえども野生動物。ペットではありません。つい無意識にその感覚に支配されてました。近付いてくるのを待って保護しようとしたら逃げ出した。その足の速さにビックリ。時速100km前後で往来する自動車の合間をぬって明石海峡大橋を縦断。目を背けたくなる光景でしたが無事に渡りきったと安堵した瞬間、イノシシだけに急には止まれなかったのか、ポーンと飛び上がったのも束の間、姿が見えなくなりました。一方、もう1匹の方は姿が全く見えません。どこに行ったのか?
ほっとけばよかった。野生動物だという事を全く頭にありませんでした。この後、暗澹した気持ちで明石海峡大橋を渡ったのでした。
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