2013入間航空祭 その10
かつて大空を駆け巡っていたエアプレーンの数々。
入間基地で展示している退役した飛行機です。
1999年秋に入間基地のT-33が入間川河畔に墜落するという事故がありました。飛行中にトラブルが発生し、帰投を試みたけれど力尽きて…。
報道では入間川に墜落「した」とありましたが、これは墜落「した」のではなく墜落「させた」と思うのです。基地に帰投不能と知るや否や入間川に墜落させようと判断し、実行したのではないかと。その際に送電線を切断してしまった為に停電した事が大きく報道されてました。ちょうどその時、浦所街道を車で走行中だったので、信号が消えたのを覚えています。
確実に入間川に墜落させる為にギリギリまで操縦を続けたのだと思うのです。パイロット自身は脱出したものの高度が取れず、ついに殉職されてしまいました。ここに責任感を見る思いがしたものでした。
小さい時に見たブルーインパルスの使用機がこのF-86Fセイバーでした。ゴーッと物凄いエンジン音を響かせながらのアクロバットを夢中で見たいたのです。
スピードを出すために究極の形をしていると思います。そのスピードたるやマッハ2。原型機の初飛行は1954年。第2次世界大戦が終わってから10年もしない内にこの様な飛行機が出現するとは、この当時の飛行機の進歩に驚きます。
最後まで使用していたのはイタリア空軍で、2004年まで現役でした。
エンジン部分だけ色が違います。もしかしたらチタン?
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