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タイヤ交換

昨日はセリカのタイヤをスタッドレスタイヤに交換した。

と同時に下廻りも出来るだけ錆を落として、シャーシブラックをスプレーした。

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下廻りがご覧の有様でして、今更という感もあるのですが、ブラシで落とせる錆は落として、それからシャーシブラックをスプレーしたのです。

錆は完全には落とせなくて、その上からスプレーしても気休めにしかならないかもしれない。だけど、やらないよりはましのはず。

タイヤ交換の時に、こだわっている事があります。
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ホイールナットのホイールにはめ込む部分にグリスを塗る事です。

セリカは中古で購入してから14年半近く経ちました。この間、何回タイヤを交換しただろう?

シーズンが始まると交換しているから15回。ノーマルタイヤに戻して再びスタッドレスタイヤにした事もあるから16回程度には達しているはず。

いつかのタイヤ交換の時、きらきらと金属がこすり落ちてくるので何だろうと思っていると、なんとそれはホイールのアルミが削れていたのです。

ほんのわずかでしたが、タイヤ交換時にホイールナットを閉め込む事でホイールの穴が摩耗するかもしれないと思ったのです。

それ以来、グリスを塗る事にしました。しょっちゅうやるものでないにしろ、ホイール穴が広がってしまう事もありえない事ではない。

金属同士がすれる所には油による潤滑が必要だと考えます。

それにもう1つは塩化カルシウムの侵入防止です。

雪国はとにかく融雪剤をバラ撒く。それはそれは物凄さを感じるほどです。

その恩恵もあるのですが、常に車体がビチャビチャの状態。乾くと塩の結晶がこれまた物凄い。

液体の状態でホイール穴に浸入する可能性も無きにしもあらず。、乾いてしまうと、塩の結晶だけ残ってしまいます。

そんな状態で無理に回しても、いい事がありません。

だとしたら…、

グリスを塗る事によって水の浸入を食い止めるかもしれない。

タイヤ交換時に思い出す事があります。

外したナットは同じ位置に付ける。

これは祖父が言っていた事で、その昔、円タクの運転手をしていただけに当時の車はこの様にしていたのだと思います。現在の車であれば、ここまでこだわる事はいらないと思うのですが、タイヤを交換する度に思い出す事です。

存命ならば現在100歳、免許を取ったのは徴兵前、円タクの運転手をしていたのは除隊後。80年前の当時、車の運転が出来るという事は物凄い技術だったそうです。助手と運転手では給料にかなりの差があったそうです。車の運転が出来るので軍隊では輸送隊の運転手でした。

「トヨタ、イスズは全然だめ、フォード、シボレーがよかった」と言ってました。

徴兵期間が終える頃、上官から軍隊に残るなら伍長に昇進させると慰留されたそうですが、運転手の給料がよかったので除隊したと言ってました。

話は元に戻りまして。

タイヤ交換といっても、ただスタッドレスタイヤに交換しているわけではありません。

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タイヤの点検と共に、スタッドレスタイヤの溝にはまりこんだ小石を抜き出していました。

おそらくお店に交換を依頼しても、ここまではやらないでしょう。

スタッドレスタイヤのトレッドは細かくて、そこに無数の小石が入り込んでしまいます。全部取る事は無理ですが、それでも出来るだけ取り除きました。

もしかしたら…、入り込んだ小石が“スパイク”の役目をするかもしれませんが、そのまま取り付けるのも気持ち良くありません。なかなか根気のいる作業でしたが、自分の車ですから細かく取り除いたのです。

小石を取り除く、車体にシャーシブラックをスプレーする、この様にしてタイヤを交換していたので1本交換するのに1時間はかかりました。

タイヤを外した時に気付いたのですが、
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右リアのショックアブソーバーのダストブーツが破けてました。これを見た時、ボロ、正直、そう思いました。これを直すにはショックアブソーバーの交換?ヒェ~、お金がかかる!

左を見ると破けていません。更によく見ると、ブーツが覆い被さっているだけで密封されてません。という事は、水の侵入はあり得る。

更にフロントをみると、
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ブーツは無し。リアにあってフロントにない。おかしな話。まぁ、様子見ですね。ギシギシ音が発生するようになったら考えましょう。

こうしてタイヤ交換を終えたのでした。


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