2013第1回バーガーフェスタ in ぎのざ その6
写真には撮らなかったのですが、「宜中」と書かれた何十年も前の落書きがありました。当時の子の探検場所だったのでしょう。
コウモリの糞が堆積して出来たナントカ。鍾乳洞内にも食物連鎖があるそうです。
鍾乳洞内は狭い部分もあり、這って歩くような所もあります。
所々に梯子が設けられてますが、ほとんど手つかずの鍾乳洞なのです。見学者が大勢いる鍾乳洞では怪我をしないようにとつらら石が折られているのを見る事がありますが、ここは鍾乳洞そのままなのです。
クロイワトカゲモドキ。ここではよく見かけるみたいです。でも2匹も見かけるのは珍しいとの事。繁殖の為?外部から侵入してくるという事で、オスとメスとでは体色が違うという事はないようです。保護色になっているのでしょうか。絶滅危惧種。
写真は撮ったのですがイマイチよくわからないのでアップはしませんが、鍾乳洞の天井からガジュマルの根が垂れ下がっているんです。その根っこが水にたどり着くと太くなり、何とコンクリートさえも破壊してしまうとか。だから下に伸びる前に切っているそうです。
写真には撮らなかったのですがクバ墓といって、お墓の目の前なのです。昔の習風でお骨を納めている所ですが、何とそれが減ってしまうそうです。野生動物が持って行くんですかと聞いてみたのです。アフリカのどこかの洞窟では岩塩を求めて象が入ってくる洞窟がありますから、カルシウムを求めて野生動物が持って行くのではと考えました。ところがそうではなく遺骨マニアが持って行ってしまうそうで、今ではそれを防ぐため岩石とセメントで入口を塞いでいるという事でした。全くとんでもない人間がいるもので、唖然としました。
これは何ですかと聞いてみたら、ガイドさんド忘れ。茹でるとビールのつまみによさそうな。
集落の道は緩やかに曲がっているのですが、これは台風などの強い風を弱める為にこうしているという事でした。経験に基づいた先人たちの知恵なんだろうなぁ。新しい集落ほど道が直線的になるそうです。
観光に力を入れようと道路を整備しているとガイドさんは話していました。、言われてみれば書きにくい事ですが、国道329号線を通り過ぎてしまう。事実、2009年の沖縄本島1周ツーリングではほとんど通り過ぎてしまった。こうして歩いてみると純朴な風景に出会えるのです。沖縄の魅力は、沖縄をグレープフルーツに例えるのなら(グレープフルーツ好きです)、その搾り汁の濃さが魅力なのです。ちょっとしか歩いていなのですが、改めてそう思うのでした。
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