2013旧車天国 その6
懐かしい!生まれて初めて運転した車がカペラです。
そう、教習所で乗っていた車でした。この車は1800ccだったかな。教習所の車は1400ccだったと記憶しております。
教習所の車は1台1台クセがあるんですよね。クラッチのミートポイントが遠かったり、アクセルがやや渋かったり。クセの強い車両に当たってしまうと悲惨でした。教習が進んでくると車両の良し悪しがわかって来ます。5号車はダメ、15号車はいい、そんな感じです。
また書きにくい事ですが、指導員によって教え方が上手だったり下手だったり威張ってたり。当時は“指導員は神様です”の時代ですからヘタな指導員に当たると憤懣やるせない思いを抱いたものです。
免許を取りに教習所に通っていた時期は教習所にとっては閑散期でした。毎日通っている顔ぶれは決まっていて、田舎の教習所故かアットホームな感じでした。第4段階での路上教習での事、ある程度進んだところで教習生2人ペアになって揃って2時間教習を受けるのですが、何とそれが○○湖までのドライブ。田舎の教習所ならでらの粋な教習でした。今でも卒業検定のコースは覚えていて、あちらに行った時にたまに走ったりします。
いつものメンバーで卒検受けて、いつものメンバーで学科試験受けて、揃って合格して、最後にお茶して、それではお元気でと別れたのも今ではいい思い出。今はどうしているのでしょうか。
その後引き続き中型自動2輪教習の申し込みをしたのですが、申し込みだけで終わってしまいました。今にしてもとても残念な事です。その後1年半ほどして別の教習所で免許を取ったのですが、未だに引っかかるものがあります。
18歳、19歳といえば、ようやく手かせ足かせが外れて見るもの聞くもの何でも新鮮で、すぐに吸収できる年代。ところが私には教習所に通った事しか思い出がない。特に19歳の思い出なんて、思い出したくても思い出せない。自分史を書くならばペンが止まってしまうのです。敢えて書くならば「忙しかった」これしかないのです。これは今では反動になって原動力になっています。思い出が無いなんて、寂しいではありませんか。しかし「19歳」を取り戻すには容易ではなく、道遥かなりです。その為にはもっともっとあっちこっち行かなければなりません。
ガラスに反射して何が何だかわからなくなってしまいましたが、カペラのメーター周りを見て、4速ミッションを見て懐かしさがいっぱいです。
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