ETC故障?
昨日のテスト走行で、「えっ!」というものを発見しました。
ぬわんと、ETCのインジケーターランプが点灯しないのです!
全く点灯しないのかといえばそうではなく、点灯する時もあれば点灯しない時もある。
これは困る。ETCの故障?このバイク、前のオーナーさんによってETCが取り付けられていたのも魅力だったのでした。ほら、ETCって、高いでしょ。基本的にこのバイク、個人売買なのですが仲介したお店に泣きつく文面を考えてしまいました。
でも、よくよく考えればETC車載器本体のトラブルではなくて、コードか何かのように思えなくもない。
そこで今日は時間があったので、故障探求?してみた。
まず、リアシートを外してETCカードを差し込む。メインスイッチをオンにするとランプが点灯する。それからリアシートを取り付けるとランプが消える。何度やってもこのパターン。
う~ん。
何とも奇々怪々な怪奇現象。
そこでフロントシートを外してリアシートを取り付けてメインスイッチをオンにする。すると、ランプが点灯する。
配線か、何かだろうか?
シートを外して配線を見ると、美しくない。特にエアクリーナーボックスの右側はコチャコチャっとした感じで収められていて、狭いスペースに押し込められている感じ。
全体的にコードの取り回しがが雑で余裕が無い感じ。
そこで、特に車載器から伸びるコードを余裕を持たせる感じで取り回した。
まぁ、言葉だけでそんな感じがするようにした、というだけ。
それからフロントシートリアシートを取り付けてメインスイッチをオンにすると、ランプが消えることなく正常に点灯した。
コードの取り回し次第でランプが点灯したり消灯したりすることはあるのでしょうか?
まことに不思議なトラブルでした。
今日はテスト走行は無し。本当に正常に作動するのかは未確認。
ちなみに昨日、ランプは正常に点灯しているのに、通信がうまくいかなかった為か、ゲードで“通せんぼ”されました。
さてさて、シートを外して気づいた事を書いてみましょう。
もう1度、シートを外した写真。
よく見ていると、バイク本体に使われているコードが細いのです。モトグッチのバイクはそうなのか、外国車はそうなのか、細いコードが今風なのかはわかりません。太いと重量も増える上、コストも掛かる。だから細いコードを使用しているのか?これで十分という事なのか?
細い感じのするコード。直接比較は出来ませんが、電動ラジオコントロールカーの方がよっぽど太いコードを使っている。細いと強度的に不安ですね。これが国産車だったらユーザーの雑な使い方を想定して、強度のある太いコードを使うのではないかと考えなくもありません。もちろん、重量減、コスト減の為、細いコードを使う事も考えられますが。
コードの無理な配線、扱いは御法度ですね。すぐに断線しそうです。シート、エアクリーナーボックスの脱着はコードに無理が掛からないように丁寧にやさしくやる必要がありそうです。ETC車載器は汎用品なので、余ったコードの取り回しは案外と苦労するところなのかもしれません。
シリコンシールを詰めて、防水性を高めました。本当に効果があるのかはわかりません。もしかしたら、却ってトラブルの元になるかもしれません。
でもあまりにも無防備では何かしらやりたくなるものです。ステルビオのシートは前後分割式です。という事は、その境目から雨が侵入してくるのです。雨がコードを伝わってカプラーに侵入しますと、腐食の原因になったり、漏電か何かの原因になりかねません。効果不明でも、あまりにも無防備に思えましたので、対策?を行いました。
お店からは輸入車に乗るためのパンフレットみたいなものを頂いています。そこにはデリケートな作りなので、バイクの身になって扱うような事を書いてあります。コードの太さからしても、そう思うのでした。
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