« よこすかカレーフェスティバル2013 その2 | トップページ | よこすかカレーフェスティバル2013 その3 »

グリスアップ

昨日は帰宅後、まだ少しは明るかったのでST4sを整備。

エンジンオイルの交換と同時期にやっているレバーのグリスアップ。

Dsc07055

Dsc07056
クラッチレバーとフロントブレーキレバーを取り外して古いグリスを拭き取り、新しいグリスを付けて再び取り付けるというものです。

Dsc07057
写真はクラッチレバーを取り外してマスターシリンダー内を綿棒で掃除しているところ。

Dsc07058
意外と汚れているんです。

フロントブレーキ側も同様に掃除しましたが、こちらはさほど汚れてませんでした。

Dsc07061
クラッチ側のプッシュロッドの長さを測りました。25.8ミリ。ノギスの見方はこれでよかったっけなぁと不安があるのですが…、多分この見方でよかったのだろうっと。だけど確実に言えることは前回測った時よりも摩耗が進んでいます。

Dsc07060
こちらはフロントブレーキ側のプッシュロッド。26.6ミリ。実はこの部品、自作パーツなのです。

以前シフトの入りが悪くなり、意のごとくシフトチェンジが出来なくなった事がありました。
ミッショントラブル?と不安を持ちましたが、原因は単純でプッシュロッドの摩耗が進んで短くなり、クラッチの切れが悪くなってしまい、その結果シフトチェンジがスムーズにいかなくなったのでした。

そこでレバーとプッシュロッドを持ってバイク屋に行き、「この部品が欲しいんですけど…」とプッシュロッドを見せたのです。が、プッシュロッド単品では部品が出ないのがわかりました。どうしようかと思案した挙句、行き着くところはホームセンター。似たような材質、太さの金属棒を購入。両レバーの形状、マスターシリンダーとの位置関係を見比べて、両方のプッシュロッドは同一部品と推定。摩耗の進んだクラッチ側と摩耗の少ないフロントブレーキ側のプッシュロッドを比較して新品の長さは27ミリと推定し、おおよそ27ミリになるように切断して先端が丸くなるように加工したのでした。

しかし、自作パーツは何かと不安があるもの。そこでフロントブレーキ側の純正プッシュロッドをクラッチ側に移植し、フロントブレーキ側に自作パーツを組み込んだのでした。クラッチレバーと比べるとフロントブレーキレバーは操作頻度がはるかに少ないので大丈夫だろうと。以来、3万km以上走行していますが、不都合は出ておりません。

でも本来はプッシュロッドの摩耗が進むということはマスターシリンダーもそれなりという事。セットで交換すべきものだと思います。

Dsc07062
プッシュロッドの直径。純正は5ミリ。

Dsc07063
自作パーツは4.4ミリ。

Dsc07064
部品名称がわからないのが辛いところですが、このような状態。

Dsc07066
暗くなってわかりにくいのですが、フロントブレーキレバーの当たり面。

Dsc07067
こちらはクラッチレバーの当たり面。操作頻度が高いだけあって、当たり面が荒れてきていました。

Dsc07068
クラッチレバーのプッシュロッドの当たり面。こちらも摩耗が進んでいました。ネジを締め込む事である程度は調整できるようになっています。

Dsc07069
今回はこのナットの取り付けに意外と悪戦苦闘しました。何でもないところでつまずいてしまうのが素人の悲しさ。しかもカウル内に落としてしまって、探し出すのにこれまた時間が・・・。

Dsc07070
アクセルの滑りを点検。ここの油分が切れてしまうとアクセル操作が煩雑になり、ST4sはギクシャクしてしまいます。

2009年の沖縄ツールングの帰途、桜島を走行中、アクセルがギクシャクするようになりました。火山灰でスリッピーな桜島の路面でこれは危ないのですぐにグリスアップ。手持ちのオイルはチェーンオイルしかなかったのでそれを塗ったのでした。まだ油分が生きているので今回は目視点検のみで終了しました。


|

« よこすかカレーフェスティバル2013 その2 | トップページ | よこすかカレーフェスティバル2013 その3 »

DUCATI ST4s」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: グリスアップ:

« よこすかカレーフェスティバル2013 その2 | トップページ | よこすかカレーフェスティバル2013 その3 »