2回目の試乗
今日は2回目の試乗。1回目と比べてみて、前回よりもどのように印象が変わるかもテスト。
前回は思い付かなかった事だけど、サスペンションを最も弱くしてもらった。
前回は引き起こしの時にどうしても右足がステップから離れてしまった。
引き起こした後はバレリーナ状態で、ちょっとこれじゃあなぁとも思わないでもなかった。
思わぬ所で立ちゴケして隣の車を凹ましたらえらい事になるからね。
その後試乗したタイガーエクスプローラーはカタログ上ではシート高が高いのに、引き起こすと車体が沈んで足付き性に不安が無く好印象だった。だけど別のお店でタイガーエクスプローラーに跨ってみたらバレリーナ。この違いはサスペンションセッティングにあるに違いないと、サスペンションを弱くしてもらったのです。
サスペンションを最弱にすれば、車体が沈んでいくらかは足付き性がよくなるかもしれない。
それを知るには実際に乗らなければわからない。
今日は前回よりも長い距離を試乗した。高速道路、一般道、市街地。どれだけ低速走行出来るかもテスト。もちろん走るだけでなく、実際に押したり引いたりと取り回し性もテスト。エンジンからの熱に耐えられるかもテスト。高速走行中に手がしびれないかもテスト。
結論から言えば、これはいいわぁ。もちろん足付き性がいいわけないのだけど、だからといって不安がグッと少なくなった。車体を引き起こす際もステップから右足が離れなかった。今日は引き起こす際のコツというものがなんとなくわかった。車体を押し下げるように引き起こす。これとて、サスペンションを柔らかくしたからこそなせる技。
ポジションもいいねぇ。視点が高いからよく見渡せる。疲れも少なさそう。おかしな形のミラーも、意外と視野が広い。押し歩きも、まだコツを掴んでないので大変さも感じるけど、見た目よりも意外と軽い重量を実感した。装備重量でもGPZ1100の乾燥重量に達していないのです。エンジンからの熱も、熱さは感じるけど大丈夫そう。エンジン型式、爆発タイミングのそれでマルチよりは低速はきかない感じだけど、実用にはなれそうだ。
変な形のバイクだけど、良さを知ってしまうとグーンと傾いてしまった。ましてやここまで“準備”してくれた現オーナーさんに感謝。
解決すべきは2点。これがものすごくハードルが高いんだなぁ。
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