それはまずいんじゃないの
尖閣諸島に不法上陸した中国人が強制送還だって。
これでいいわけ?
尖閣諸島に上陸するには、日本の領海に入らなければならない。
それから上陸となる。
例えて言うならば、
敷地に入られて、更に建物に侵入されたようなもの。
本来ならば、敷地に入られる事を防がなければならない。
敷地に入る事でさえ不法侵入なのに、領海に入られる事は不法侵入ではないらしい。
強制送還の根拠は大した妨害をしてないとか、なんとか。この辺は大してニュースを聞いてないけど。
更に、小泉政権時代に不法侵入した中国人が強制送還されたからだとか。
民主党政権になって3年、自民党が2つもあるなんてビックリしちゃうよ。
これが厳粛に逮捕、拘留、起訴、判決、服役という手順を取るならば、消費税アップが決まった今日、政権支持率アップに貢献するのに。野田政権は惜しいチャンスを潰してしまった。
どこかのラジオのコメンテーターに至っては、中国に貸しを作ったとか何とか、訳のわからないコメントする始末。聞いてて唖然となった。
6月、トルコの哨戒飛行中の、あるいは偵察飛行中の戦闘機がシリアに撃墜されたが、国境の持つ意味はこれほど重いものだと知らなければならない。日本において国境を感じる所は宗谷岬、納沙布岬、与那国島、対馬、そのあたりでしかないだろう。それも全て海の向こうなのだから実感がわかない。検問があるわけでもないし、納沙布岬でロシアの警備艇が航行しているのを見た事はあるけれど。
明治の日本ならば1歩たりとも入れさせないと断固とした処置をするのに、今はちぇ~んちぇん。当の中国人にとってみれば尖閣諸島ツアーみたいなもんで、ちょっとスリリング?あっけなく返されちゃったんだから、むしろ拍子抜けか。タダで帰してくれるんだもん、ありがたいじゃないか、日本国民の税金で。その分、税金安くしてチョーダイ。
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