高校時代の先生宅を訪れる その1
ここしばらくは他クラスだけど同窓会の幹事さんと頻繁に連絡を取り合っている。ケータイからメールで連絡を取り合っているのだけど、気になる内容のものがあった。
来月は全クラスが集まっての同窓会が開催され、当時の担任の先生方も来られる。ところがうちのクラスだけ担任が出席しない。何でかなと思っていたら、病気で体調が悪いらしい。具体的には書かないが、よくない言葉のオンパレード。先生とは卒業以来1度会ったきりで、全くのご無沙汰。メールではクラス幹事も電話をかけたようだし、思い切って電話をかけてみる事にした。変って無ければいいがと、先週金曜日の午後3時、卒業アルバムに記載されている電話番号にかけてみた。
電話をかけると奥さまがお出になられた。
「もしもし、○○先生のお宅でしょうか」
「はい、そうです」
「あのー私、ナントカ高校ホニャラカ年度卒業生の□□と申しますが、○○先生はおられますでしょうか」
「あっ、主人と変わりますね」
ここで先生が電話に出られた。
「ナントカ高校ホニャラカ年度卒業生で先生のクラスであった□□といいますが、先生が同窓会に出席されないと聞いて電話しました」
ここで具体的に体調の事を述べられ、やはりあまりよくない言葉だった。ここで生徒には気になる事を聞いてみた。
「覚えておられますでしょうか」
「さぁ、□□さんはたくさんおられますし…」(自分の姓はある地域では珍しくない)とあまりご記憶にない様子。言われてみればそんな生徒もいたような、という感じでした。
でもこれはしょうがないですよね。卒業してからほとんど音沙汰のない生徒から急に電話が来て、「覚えているか」と訊かれても余程印象に残っていない限り無理からぬことがあります。
「急で申し訳ないのですが、明日、お伺いしてもよろしいでしょうか」
「いいですよ、何時頃来られますか」
「10時頃お伺いします」
という事で、先生宅にお伺いする事になりました。
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