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車を運転していて

 今日は東京から高速、一般道を2時間走って75km。とある所まで仕事に行った。高速を降りて一般道を走る。スピード違反で捕まるのは嫌だからプラス10位で走っていた。それでも地元の車、咥え煙草で軽ワゴンを運転しているおねーちゃんまで、にモタモタ走るなとばかりに追い抜かれた。

 さすがにここまでくると、信号と信号の間隔が長く、ス~イスイと走れた。都内で15kmの距離を走るとなると結構な時間がかかるが、この辺りでは大して時間がかからない。それに、回りの車は運転慣れしているなぁっと思わせる運転ぶり。車社会が東京より根付いている。東京では一家に1台あるか無いか程度だけど(もちろんそうではないところもある)、地方では1人1台。父ちゃん、母ちゃん、兄ちゃん、姉ちゃんと1人1台でないと仕事に買い物にとニーズに応えられない。

 確かに東京は人口は多いが、1人当たりの所有台数となると地方のそれに及ばないだろう。鉄道、路線バスと公共交通機関が充実しているから、車なんかいらないという意見も多いし、実際に聞きもする。しかも、駐車料金も高い。一方地方では、公共交通機関があるとしても、路線が少ない、本数が少ない、料金が高いと東京に比べると雲泥の差。一家でお出かけとなると難行苦行。となるとやはり車となる。駐車場に困る事も少ない。冬の雪の降る中、バスが来るのをまだかまだかと待っている辛さは体験した者でないとわからないだろう。

 となると、東京という都市は日本の首都だけど、自動車的視点で見れば一地方都市に過ぎないように思えた。交通渋滞は激しいし、信号と信号の間隔が極端に短い。こんなところに信号が必要なのかと思うものも多い。助手席に外国人を乗せたらえらくイラつかれた。
 で、昨今の規制、冷間時の排出ガス規制とか、加速騒音規制は東京などの都市部ではまぁまぁ有効かもしれない。だけどそうでない所では意味のある規制なのかと疑問に思えた。信号と信号の間隔が長く、スイスイ走れるのであれば、一端加速してしまえばあとは一定速度で走るだけ。加速騒音がそれほど問題になるようには思えない。またそのような環境では1回あたりの走行距離が長く、走り出せばすぐにキャタライザーの温度が上がり、十分機能するようになる。だから冷間時が長いわけではないので、これまた大して意味をなさないように思える。またこれは都市部で渋滞に巻き込まれたとしても、巻き込まれている車のキャタライザーが冷えたままとは考えられない。排ガス検査に要する時間を短縮する為としか思えないのです。

 でも、規制は規制。国内バイクメーカーは規制を通すのに四苦八苦。車種もかなり少なくなってしまった。外国メーカーは制度の裏をかいたようなやり方で規制を通し、ヨーロッパの規制を通っている本国仕様と比べれば魅力に乏しい状態で日本に輸出する始末。カタログ上の出力数値が魅力の全てではないにしても、ドカティでいえばフラグシップモデルの1098Rより、スタンダードの1098の方が高性能という逆転現象が起きてしまった。モトグッチは規制の為、2年ほど輸入が出来なかった。

 東京という都市だけを見て各種規制を設けるのはナンセンスと思えた。むしろ自動車が多く普及している地域を見て規制をかけるべきではないか。日本全体でみれば東京、もしくは都市部より自動車が普及しているのは地方である。そして地方の方がはるかに大きいのだから。

 ついでに日本だけ突出した規制をかける必要があるのかと疑問に思った。日本の基準が世界のスタンダードならば別である。でも今の政治的惨状を見ると、世界のスタンダードになることなど、万が一にもあるとは考えられない。自らの首を締めているとしか思えない。こんな規制でも各国の思惑が引き締め合っているはずである。腹黒い国もあるだろうし、陰で笑っている国もあるだろう。国内の道路事情が…という言い訳は、もうやめにしたい。



土曜日という事もあって、物凄くのどかな感じがしました。時間がゆっくりと流れてました。敷地面積も広く、隣同士の間隔も広すぎず狭すぎず。隣の家が火事で丸焼けになっても類焼は無さそうな感じ?風向きにもよるだろうけど。こんなところに住んで、人間的な生活をしたいなと思いました。


 帰宅後、修理に出してあった車が修理を完了し、納車されてました。その早さにビックリ!昨日の話では「お時間を下さい…」だったのに。ST4sのステムベアリングを注文してあるけど、まだ入荷連絡が来てないぞ。

 早速テスト走行です。車体が軽く感じました。トバすのが楽しい?ブレーキペダルを踏むと、物凄くスムーズです。だけど…、ブレーキ、効かん。パッドとローターの当たりがついていないようです。信号待ちを何回か繰り返すと少しずつブレーキが効くようになってきました。

 さて、助手席には修理中の写真が置いてありました。その写真を見ると、身と心と懐を寒からしめる衝撃の写真でした。↓

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とても怖い、怖い写真です。

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