車が入院
たまには車ネタ。
どうも最近、車の調子が悪い。走り出してすぐは別に何ともないのだけど、しばらくすると走りが重くなる。去年の秋にちょっとヘンと感じたけど、この時はすぐに元に戻った。そしてここ最近、やっぱり変だと感じるようになった。
具体的に気付いたのは外環道を走行中で、急に減速し、エンジンに力が無くなったように感じた。アクセルを全開にしてもやたらとブースト計が上がるだけで、スピードが出ない。すぐ近くのインターで降りて、車体を点検してみると、フロントホイールがやたらと熱い。ブレーキは、いうなれば熱変換装置だから熱くなって当然。これが正常なのか、異常なのか。素人の悲しさで判断できない。その後走行していると、いつもの軽快感が蘇った。
で、ここ2,3日、やはりおかしいと感じ、「ちょっと見て欲しいんだけど…。走り始めは何ともないんだけど、しばらくすると走りが重くなる。ブレーキを引きずっているんじゃないか。坂道で止まってみても、車体が動かない」と点検を依頼した。
点検の結果は、やはりブレーキの引きずりで、走り始めは何ともないけど、しばらくするとブレーキを引きずるというものだった。ブレーキ関係の部品を分解してみると、普通こんなところ錆びないよね、というところが錆びているとの事。その錆が原因で、ブレーキの不具合が発生してしまったという説明だった。まぁ、年式なり、走行距離なりの部分はかなりあるけど、考えられる主な原因は雪道走行にあるように思えた。
雪国に行くと道路に融雪剤をバラ撒いていて、その量たるや物凄い。以前から撒いているけど、ここ何年間はその量が増えたと思うのは自分だけか?融雪剤は塩化カルシウムだから、単純に考えれば塩。あんなにバラ撒いて、環境への影響は無いのかといつも不思議に思う。事故を防ぐという目的はよく理解できる。でも気温0度を下回れば凍結するというのは自然の摂理。その摂理に反する事までは…と思うんだな。
融雪剤をバラ撒く事によって
車体が痛む。
環境への影響が不安。
判断基準を狂わす。
車体が痛むのは、塩化カルシウムが錆の原因となってしまう事。
環境への影響が不安というのは、融けた塩化カルシウムはどこへ行き、どんな“悪さ”をするのかという疑問。
判断基準を狂わすというのは、塩化カルシウムを撒く事によって、凍結温度は何度になるのかという不安。
雪道走行直後の悲惨な状態。
結局、修理の方は、ブレーキキャリパーオーバーホール×4、ローター研磨×4、ブレーキパッド面取り×8、マスターシリンダー交換となるそうです。福沢諭吉さんが、諭吉さんが!パタパタパタ~っと群れをなして飛んでいくのでした。あ~ぁ。
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