ドライブ編
南風原から車を走らせて糸数アブチラガマに向かいました。去年の夏にも訪れたのですが、時間が遅過ぎて入場が出来ませんでした。そこで今回行ってみる事にしたのです。
南部観光総合案内センターで入壕料を払いました。大人250円。そしてヘルメットと懐中電灯(100円)を借りました。1個ではなんだからと懐中電灯は2個貸してくれました。

糸数アブチラガマ。入口です。壕の門ですね。

糸数アブチラガマ。ここからが本当の入口です。普通ならガイドさんが付くみたいですが、見学者は誰もおらず自分一人だけ。久米島のヤジャーガマほどではないですが(入らなかったけれど)、かなり心細かったです。内部は撮影禁止です。とはいっても、誰もいないから…、ゴニョゴニョゴニョ。2つの懐中電灯と、携帯電話のライトを煌々と照らして中に進みました。
中は当然真っ暗で、万が一にも懐中電灯が壊れてしまったら本当に何も見えません。2つ持たせた理由がわかりました。かまど跡をはじめとするかつてのもが点々とありました。ガマには井戸があり、水の流れる音が粛々と響きます。井戸がある事で長時間の避難生活というか、隠れ通す事が出来たのだと思いました。実際にこに避難していた人たちがこのガマから出てきたのは8月15日を過ぎてからです(パンフレットより)。

糸数アブチラガマの出口です。ガイドさんもいない1人だけの見学でしたし、心細い事もあって自然と足早に終えてしまいました。ヘルメット、懐中電灯を返却する際、「早かったですね」と言われてしまいました。

事前に調べたとこでは自衛隊の敷地内にあるということですが、実際に行ってみると陸上自衛隊と航空自衛隊があり、パッと通り過ぎたところではどちらかわかりませんでした。更に航空自衛隊は2ヶ所ありましたし。基地の前を行ったり来たりしていると「佐敷ようどれ」の標識を見つけ、ここかなぁっと入ってみたのが航空自衛隊知念分頓地。
“門番”の隊員に佐敷ようどれを見に来た事を告げると、「ようどれ参拝」という事で受付を済ませ、写真のような通行許可証を貰いました。車は体育館前の駐車場に停めるように指示され、敷地の中に入りました。その際、ようどれを除いて基地内の写真撮影はしないように注意されました。

佐敷ようどれ。「ようどれ」とは、永遠に静かな場所、という意味で、お墓にふさわしいなと感じました。案内によると、尚巴志の父である思紹とその家族が葬られている。佐敷城の近くにあったが、1764年、この地に移された、そうです。

がんじゅう駅・南城にて。金城幸彦写真展が開催されてました。“見る目”が無いので何とも言えませんが、展示されていたいくつかの写真がジグソーパズルになればいいなと思いました。

世界遺産、斉場御嶽です。琉球王国最高の聖地です。入場料200円。

三庫理(サングーイ)。

シキヨダユルアマガヌビー、アマダユルアシカヌビー。「ヌビー」の意味はわかりませんが、鍾乳石のようにツララが垂れ下がり、滴がポタン、ポタンと落ちてます。

久高島遥拝所から久高島。

寄満(ゆいんち)。王府用語で「台所」を意味しますが、当時の琉球では世界中から交易品の集まる「豊穣の満ちた所」と解釈されているそうです(パンフレットより)。

砲弾池。ここにも戦争の傷跡があります。
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