あぁ、後悔
何事も即決出来ないのが自分の欠点か。売れてしまった今となっては何とも惜しい事をしたという思いが湧いてきた。
でも言い訳するならば。
値段が高かった。20年以上の前のバイクで、一般的には人気車とはいえないバイクだけど、我がST4sを“酷評”してくれたバイク屋に展示してあるV11とほとんど同じだった。
同じ時期に某オークションで同型車が出品されていた。値段はそのバイク屋に展示してあるのよりも2割程安かった。出品者の言を信じるならば受けていたメンテナンスも問題無さそう。車検もたっぷり残っている。走行距離も同程度。それでも買い手が付かないで流れてしまった。
だからまだ当分買い手がつかないだろうと目論んでいたわけ。それがあっさりと外れてしまった。
今のバイクを見慣れた目から見ると、かえってその頃のバイクが新鮮に見える。細めのタイヤ、左右均等の2本出しマフラー、スリムな車体。もちろん走行性能、ブレーキ性能、サスペンションの機能、車体精度は今のバイクに及ばないけれど。そして何よりもパーツの入手が問題。エンジン関係の部品ならまだ出るらしいけど、カウルなど外装関係はダメとの事だった。倒さなければよいのだけど、手に入らないと言われるとチョット考えてしまう。人気車で流通量が多ければ中古部品も入手し安いけど、流通量が少ないバイクではそれもあまり期待できない。
でもねぇ、バイクは試乗しないとわからない。試乗してそのバイクの良い所、悪い所を把握して、その悪い所が自分なりに許容できる範囲かどうかを見極めたい。ただお店で眺めているだけでは早急には決めかねる。もちろん雑誌の試乗記も読みふける。オーナーさんのHPやブログも検索しまくる。だけど雑誌の試乗記では悪い所は書かれてないのは常識。オーナーさんのHPにしてもブログにしてもそのバイクが気に入っているからこそ書くのであって、そうでもないバイクではあまり力を入れて書かれてない。いずれにしても買ってからこんなバイク買うんじゃなかったと後悔したくない。過去2回その経験があるだけに、そんな思いはもうしたくない。
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