4つの中の1つ
夜中に書いた「4つの願い」のうち、1つだけ実行した。
MOTO GUZZI V11 Le Mans
を、ST4sに乗って見に行った。
店内でジロジロ見ていても、なかなか店員さんが声をかけてくれない。ようやく声をかけてくれて、周囲のバイクを動かしてくれて、Le Mansをじっくりと見る事が出来た。特に今日は跨る事が出来た。
跨ってみてポジションを確認すると、チョイとハンドルが遠い感じ。想像よりポジションが前傾してしまうけど、ハンドルが絞られているので意外としっくりくる感じ。ミラーの後方視認性はST4sと比べるとチョットという感じがした。ニーグリップした感じは脚の付け根から膝にかけて“すき間”があってイマイチしっくりこない。エンジンをかけると膝が熱くなりそうだ。シート高は800mmでST4sと数値上は変わりなく、足付き性は片足ならべったり、両足なら踵が浮く。特に問題なし。サスペンションは意外と硬い感じで、1GではST4s程沈み込まない。シートもST4sよりも硬く、お尻が痛くなるかどうかは長時間乗ってみないとわからない。
エンジンをかけて貰って音を聞くと、素人の耳には問題無さそう。排気音はST4sよりも低い。アイドリングでは車体が左右にブルブル震えるけど、回転を上げると収まってくる。エンジンの振動がハンドルに伝わって手がしびれないかどうかは実際に試乗してみないとわからなかった。これはとても大事なことで、要チェックポイント。
ライトが暗いなぁっという事と、スイッチを入れてからウィンカーが点滅するまで2秒ほどかかる。外国車らしく荷掛けフックがどこにもないので積載には苦労しそう。
更にメンテナンスやその他いろいろな事を聞いた。2オーナー車で、最初のオーナーはあまり乗らないで手放した事。2番目のオーナーが距離的に乗った事。そのオーナーからこのお店でメンテナンスをするようになった事。整備履歴を見せて貰い、これも問題なし。しかもリアサスをOHしている。更に購入時に車検を2年付けるとのことで、この車両は買いだと判断した。
名刺を貰い、決して安いものではないのでよく考えますと言って店を後にした。
帰り道、ST4sを走らせると、このバイクの良さも捨てがたいと思った。48000km走ったエンジンは当たりが十分取れて今が絶好調。プロが見れば違うかもしれないけど、素人目には今が旬という感じ。出にくかったニュートラルも、今は何のストレスもなくスンナリと出る。ST4sはドカティが自分の為に作ってくれたバイクだと、改めて思った。ST4sにまだまだ乗り続けたいという気持ちと、新しい体験をしたいという気持ちが、今ぶつかっている。
V11のオーナーさん、免停にならない範囲の高速走行で、一般道の走行で手がしびれませんか?夏場、エンジン熱が膝を直撃して熱くてたまらないという事はありませんか?
今日は50km走行した。腰の状態はだいぶ良くなって、痛みを感じる事はほとんどなかった。順調に回復に向かっていると判断したい。
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