10回目の沖縄 2009年の熱い夏 その39
今回のツーリングを簡単にまとめてみました。
8月13日 自宅→有明埠頭 37.1km
8月14日 フェリーありあけ 0km
8月15日 那覇新港→那覇市 13.9km
8月16日 那覇市→名護市 104.1km
8月17日 名護市→名護市 235.5km
8月18日 名護市→沖縄市 193.3km
8月19日 沖縄市→那覇市 122.3km
8月20日 那覇市→那覇市 95.2km
8月21日 那覇市→那覇港 1.4km
8月22日 鹿児島→志布志 248.6km
8月23~24日 大阪→東京 634.1km
総走行距離 1685.5km
沖縄本島 765.7km
「沖縄ツーリング」といっても、距離的には沖縄以外の方が走ってますね。過去の「沖縄ツーリング」もそうでした。10年前の「沖縄ツーリング」は、どちらかというと“沖縄まで行ったツーリング”。鹿児島まで行って沖縄に渡り、また鹿児島に戻って長崎鼻、佐多岬を周って日向から川崎までフェリーで帰着。2002年の「沖縄島巡りツーリング」では東京から沖縄までフェリーで。そして沖縄から鹿児島に渡り、宮崎から大阪へ。そして淡路島を半分周って(1998年に半分周ったので、その続き)神戸から東京へ。
そして今回も、沖縄から鹿児島へ。九州を走って志布志から大阪へ。そして東京へ。これだけで沖縄本島での走行距離を超えてしまいました。
沖縄といっても、北は伊平屋島、東は北大東島、南は波照間島、西は与那国島と意外と広いのです。で、今回はその中の沖縄本島をグルーっと周った、通り過ぎたにすぎません。でもせっかくバイクで、しかもマイバイクなのですから、あっちフラフラ、こっちフラフラ。北海道ツーリングではないのですから距離的に走ろうだなんて、ある意味もったいない。今、みかんを食べながらブログを書いていますが、沖縄をみかんだとすると、ギューッと搾った搾り汁、その濃さが沖縄の魅力だと思います。カットしたところも多いし、帰着してからこんなところもあったのかと気付いたり…。あぁ、また行ってみたい。
夏の沖縄はもちろん暑い(熱い?)のですが、バイクで走っていると走行風と相まって意外と快適でした。まぁ、バイクがST4sですから走行風を受ける上半身は快適で、エンジン熱を受ける下半身は熱かった。エンジンやラジエターからの熱対策がきちんとしているバイクであれば夏の沖縄といえども快適に走行できます。でも汗はたっぷりとかき、1日が終わるころには自分自身の汗臭さに鼻がヒン曲がりそうになるのでした。
ツーリングで注意していることは前後左右の空間的余裕を取る、危ない事、怖い事はやらないというものですが、沖縄とてそれは変わりません。でも僭越ながら沖縄ツーリングでの注意点を申し上げると、アスファルトの滑りやすさ、これにつきます。見た目としてはテカテカ、艶々していますし、感触としてはヌルヌル。信号待ちで片足をついた瞬間、その滑りやすさがよくわかります。路面が濡れているとビビります。レンタルバイクショップのパンフレットに“ゲレンデのように滑る”とありましたが、我が意を得たり?濡れた路面には要注意です。
さて前回の沖縄行きは出発から帰着まで46時間。それが今回は行くだけでも50時間以上。沖縄まで、何とも贅沢な時間を過ごしました。段々と海の色が鮮やかになっていく様子は、何ともたまらないものでした。フェリーに長時間乗っていると、そのフェリーに愛着を感じるようにさえなりました。ところが今月13日。その「フェリーありあけ」が熊野沖で三角波を受けて積み荷のバランスを崩して傾き、とうとう座礁して横倒しになってしまいました。このニュースを聞いた時、本当に驚きました。「えっ、あの“ありあけ”が…」と。
今後この航路がどうなるか、全くわかりません。なんとか復活して、再び旅客運送を再開する事を祈りつつ、カテゴリー「2009沖縄ツーリング」を終わりにしようと思います。
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