東京モーターショー つづき8
2年に1回の東京モーターショーが幕張メッセで開催中です。残念なことに今回は出品するメーカーも少なく、開催期間も短くなってしまいました。
自分が行ったのは平日で、空いているだろうと思っていたのです。ところが、意外と人が大勢いた感じがしました。やはり自動車好きには欠かせないイベントです。
出品メーカーが少ないのは寂しい限りですが、その分?1つ1つのブースをたっぷりと見る事が出来ました。実際に車に乗り込んだり、バイクにまたがったりできまるのは楽しいものです。
部品メーカーの出品があるのも楽しいものです。普段では見る事の出来ないものが見れるのですから。部品の精巧さにため息出まくり、ボルト1本にさえ様々なノウハウが秘められている事に驚きます。自動車メーカーの陰に隠れてしまい黒子的存在ですが、モーターショーはそれを見る絶好の機会です。
こういう催し物が開催されている時、かつても運輸大臣、今の国土交通大臣が視察に来ればいいのになと思います。展示している車に乗り込んだり、バイクに跨ったり、はたまた試乗したり、技術者の話を聞いたり、パンフレットを貰ったり…。そうなれば大いに盛り上がると思うのですが。自動車産業はすそ野が広いだけに計り知れない効果があるように思います。と同時に、出品を取りやめたメーカーに恥をかかせてやれと思わないでもありません。
今回は中学生以下無料のためか、学校行事で見に来ていると思われる、小中学生を見かけました。この年代に最新技術に触れることはとても有意義だと思います。モーターショーのみならず、この年代にいろいろなものを見る機会が多いと、将来の進路を選ぶ下地になるからと思うからです。児童・生徒にとっては一大アミューズメントパークかもしれませんが、その中の幾人かは技術者の道を進むきっかけになるかと思うのです。
車離れが叫ばれていて、最近もヤマハ発動機の社長がバイク販売不調の責任を取って辞任するというニュースが流れました。暗いニュースのオンパレードですが、それでも車(orバイク)を運転する事、移動する事は楽しいものです。車は便利なものですが、今は便利なだけの車が溢れているように感じます。これからはその便利さにプラスして運転する楽しさ、移動の楽しみ、所有する嬉しさを追求して欲しいなぁっと思いました。かつてトヨタの「Fun to Drive」を思い出してもらいたいものです。「つづき8」にてカテゴリー「2009東京モーターショー」は終わりになります。
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