
万葉マレビト伝」に満足した後、どうしようか?復路も奈良からバスに乗って帰れば金銭的には安い。でもそれだと時間通りに新宿に着くのか?着いたとしても遅刻してしまう可能性大だし、明日の朝はグッタリ。近鉄で奈良から名古屋に行き、そこから新幹線で帰れば時間的に早い。でも…、ここまで来たのだから京都に行っちゃおう!京都には、つい、引き寄せられてしまうのです!

京都タワーです。展望台で京都の夜景を堪能します。

展望台から烏丸通です。「京都も景観が壊れちゃって…」の声は実際に耳にした事がありますが、やっぱり京都はいいなぁ。展望台を1周して、チャッカリ、京都を周った気分にだけなります。

東本願寺です。時間が時間なので中に入ることはできません。が、やはり来てしまいました。京都の中ではお気に入り。京都に行く度に行きます、例え通り過ぎるだけでも…。1994年の5月に京都に行ったのですが、中学の修学旅行以来(高校の修学旅行でも行ったけど、拝観停止でほとんど見る事が出来なかった)、久し振りの京都。それまで計画だけで行く事が出来ないでいただけに、見る物見る物すべてが懐かしく思ったものです。バイクの機動力をフルに発揮して清水寺、金閣寺、銀閣寺、三十三間堂、国立博物館、比叡山・延暦寺(比叡山スカイラインをバイクで通ることが出来ず、ダメダメダメの一点張りの料金所の係員に文句を言った!)、仁和寺、龍安寺と回ったのですが、気付きました。金がかかるんです!500円、600円、700円、物によっては1200円!合計するとかなりの金額。あまりにも料金がかかるので辟易してしまった事も否めません。懐かしさいっぱいでしたが、金、かかるなぁとも思ってしまいました。それが東本願寺は無料。それまでの喧騒の京都とは打って変わって、境内に入るや否や別世界に入り込んだかのような静けさ。東本願寺に京都を見た!そんな感じがして、以来、東本願寺はお気に入りになりました。

単なる道路標識ですが、ツーリングの写真整理をする時に役立つ事もあります。標識を見ていると、行ってみたい、そんな気になります。

五条大橋。ここもお気に入り。

アレッ、工事中だ。義経と弁慶の像はどこに?

道路際に移設されてました。工事が終了するまで、ここに置かれるという事です。中学の修学旅行では清水寺、銀閣寺、三十三間堂、二条城、延暦寺、と周りました。ところが自分には何故か、我々修学旅行生を乗せたバスが何度も行き来した五条大橋、ならびに義経と弁慶の石像が印象に残ってます。ガイドさんを含めてクラス全体が一つになった一体感を感じたのが五条大橋、そこにある石像だったのかもしれません。当時の事は記憶でしかありませんが、マンガチックな像だったかなぁ?やはり京都に来る度に楽しかった中学の修学旅行を思い出して五条大橋に来てしまいます。

鴨川。今度京都に来る時は鴨川の畔を探索してみたいです。

京都駅構内の回転寿司、「むさし」にて。充実した1日に乾杯!

のぞみ58号。21:34発、東京行きの新幹線の最終。この新幹線に乗って東京に戻ります。1つ前の新幹線ですが、ホームで単身赴任中と思われるお父さんを見送る娘さんとそのお母さんを見かけました。お父さんを乗せた新幹線が出発してしまい、お母さんの腰に手をまわして抱きつくようにホームから去って行く娘さんの後ろ姿に、娘さんのお父さんのいない寂しさが滲み出ているように感じました。やはり家族は1つの屋根の下で暮さないと…、いけないですよね。

西武線池袋駅にて。終電に間に合いました。19日“25:04”帰着。長い1日が終わってしまいました。
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