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悩む

 今日は取り敢えず、この間見に行ったショップまでST4sを見せに行った

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 6年半ぶりに購入時のシートに戻し、ハンドル関係の純正部品、純正スクリーン、パニアケースも装着してそのお店まで乗って行った。そういえば、今年になって初めてパニアケースを装着した。

 お店に入ると早速査定となった。でもこのお店の査定はパッと車体を見て、車検証を確認して、オドメーターを確認しただけという実にあっさりとしたもので、あっけないものだった。エンジンさえもかけなかった。本当にポカ~ンとするほどあっさりとした査定だった。それからネットで相場を調べるのだろうけど、むしろそれにやや時間がかかった。

 お目当ての車両は年式なりの部分はあるけれど、整備の状態がすごくよく、これほどの車両はまずないだろうと思うほど。だけど古い車両なので廃番になっている部品がかなりあるようだし、そもそもクセが強いといわれるメーカーの、しかも古い車両なので自分に乗れるかなと不安もある。

 今日も車体各部を見回して、更に立ちゴケした場合の破損部分はどの辺りかを想像してみた。何せ部品に不安のある車両なので、これらのチェックは必要と判断。今現在のバイクと違って当時のバイクはシンプルなので、意外と破損部分は少ないように思った。更に“ガード”があるから、完全に横倒しになる事はないんじゃないかな。カウルの破損、ウィンカーの破損、ハンドルの変形は無いかもしれない。じろじろ見ているとメカニックの人が来て、「問い合わせがいっぱい来てますよ」と囁いた。これは営業トークとみなし、受け流した。

 そのうち見積もりが出来あがって、その査定額を見てみると、ショックとか、唖然とか、ガッカリとか、そんな言葉で言い表せないほど低いものだった。ST4sの車検費用、タイミングベルト交換とか、燃料フィルター交換とか、タペットクリアランス点検とか、エンジン調整とか、もちろんオイル交換、ブレーキオイル交換、冷却水交換などした場合の費用とほぼ同じだった。50000kmという走行距離がかなり響いたらしい。ハッキリ言って、メーターを巻き戻して売却する、販売する、その心境がよく理解できた。今は車検証に走行距離が記載されるからそんな事は出来ないけど。

 それからしばらくはその車両を見ていたけど、「よ~く考えて、結論を出します」と言ってお店を出た。ST4sを走らせると、やはりこのバイクのよさも捨てがたい。7年以上乗っているバイクだもん、走行距離も伸びるさ。北海道に行った、東北に行った、北陸に行った、四国に行った、九州に行った、沖縄に行ったと蓄積された思い出も多い。ドカティが自分の為に作ってくれたバイクだと、今でも思う。50000kmを超えているエンジンは、専門家が見れば違うかもしれないけど、今が旬とばかりに軽やかに回る。買った時の硬質なフィーリングはあるけれど、滑らかさが増した感じもなくはない。

 その反面、新しい体験をしてみたいという気持ちも出てきてる。どんなフィーリングなのか、どんなドラマが待っているのか、想像しただけでワクワク。しかもお目当てのバイクの年代は、バイクに乗りたくて、あっちこっち行きたくてたまらないのに、免許を取る時間さえもなく、悶々と過ごしていた時期。自分史を書くとするならば思い出というものがほとんど無く、ピタッと筆が止まってしまう年代。楽しそうにしている同世代がものすごくうらやましかった。過ぎ去ってしまった時間は戻らないけど、せめてバイクに乗っている時だけは“その時”に戻りたい。今見ているバイクはその年代に戻る事が出来る最後のチャンスかもしれない。

 この、先の見えないこのご時世に、こんな高額な物を購入してもいいのだろうか。将来の不安が渦巻いているさ中、出費を抑えたい。よしっ、買おう!と思っても、次の瞬間トーンダウン。う~ん、どうしようかな?悩む悩む悩む。
 
 

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