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父島の風景

 昨夜のうちに糊付けして、朝になって乾いたところで額に入れた。これでようやく完成!
 前回のイタリア・アマルフィ海岸の300ピースから、今回は1000ピース。おおよそ3倍の数ですが、3の2乗倍の手間がかかったように思います。特に空と海の部分が変化に乏しく、1つ1つのピースを嵌めこみながらの作業でした。物凄く根気強い作業を強要されます。

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 実は私、沖縄の島で定期航路のある島は全部回ったのだけど、お膝元の東京の島には式根島を除いて行った事がありません。その式根島も幼稚園のころに家族旅行で行ったので、詳しくは覚えておりません。写真も無さそうです。

 かつてそれでも父島に行こうとした事があります。以前、祖父が健在だった頃、祖父と言わず「おじいちゃん」と言ってました、おじいちゃんと一緒に行こうとしたのです。
 おじいちゃんは結構旅行好きで、アルバムには各地の写真がたくさんあります。おじいちゃんの旅行は私のような個人旅行ではなくて、団体のツアー旅行でした。

 ある年の旅行でツアーで父島に行こうとしたのです。ところが、団体行動が出来なかったのか、添乗員さんの注意を自分流に解釈してしまったのか、なんと竹芝桟橋で置いてけぼり!楽しみにしていた父島行きが目の前でパーになってしまいました。相当悔しかったらしく、その後しばらくは旅行会社に涙を流しながら電話で文句を言っていたそうです。
 この事を知ったのはここ2,3年の事ですが、父島行きをあきらめる事は出来ないという事で次回のツアーに申し込みました。それじゃオレも行こうと、団体旅行はあまり好きではないんですけど、私もツアーに申し込みました。しかしこのツアーは人数が集まらなくて、ツアーそのものがパーになってしまいました。

 その後おじいちゃんは足腰が弱くなってしまい、旅行に行く事がありませんでした。おそらく足腰が弱くなって歩行速度が落ちてしまった為団体行動が取れなく船に乗り遅れてしまったのが、父島行きがパーになってしまった真相ではないかと思うのです。私自身も当時の目標であった「分割・日本1周」の時間を作るのが精一杯で、夏休みでもゴールデンウィークでもない時期に旅行に出かける事が出来ませんでした。

 それからおじいちゃんは車椅子、歩行器の世話になるようになって、ついには寝たきり。寝た切りの状態が3年位続いて他界してしまいました。

 私は小さい時、死んだ人は2億5千万光年先の星で生まれ変わると教えられ、もちろんそんな事はないにしても、今なおそう信じてます。おじいちゃんも2億5千万光年先の星からこのジグソーパズル、父島の風景を見ているかもしれませんね。

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