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高速1000円の歪さ

 昨日は往復500km程、車を運転した。往路は良いとして、復路は物凄い渋滞だった。ナント60km!

 これじゃたまらないので下仁田I.Cで高速を降りてしまった。

 景気対策の1つとして高速道路が土日祝日限定で、ETCを搭載している普通車、バイクが都市近郊区間を除いて一律1000円となった。その結果、高速道路の利用が増え、各地で渋滞が頻発するようになった。

 高速道路が安くなったのだから、 単純に考えれば嬉しい事かもしれない。でもその結果、渋滞が各地で発生し、しかも長くなった。利用するという点だけで見ればかえって不便になった。

 しかもこの割引、土日祝日限定で大体の人はその恩恵を受けられるけど、平日が休日の人はその恩恵を全く受けられない。こんな不公平な事が堂々とまかり通ってよいものだろうか。全労働者の割合で平日が休日というのも少なくないはず。よい例がバイク屋。知る範囲で土日が定休日のバイク屋など、聞いた事が無い。言いかえれば休日に働いている人がいるからこそ、社会が成り立っていると言える。

 高速道路が1000円だからといって、負担が少なくなったというわけではない。税金を割り当てている事によって、そうなっているにすぎない。という事は平日が休みの人にとってはしっかりと税金だけ取られて、その恩恵に浴さない事になる。公平を旨とする日本社会に、こんな不公平な事があってよいのだろうか。景気対策の1つとして高速料金を安くするのなら、全ての人が対象になるようにすべきだろう。それが土日祝日限定で極端に安く、そうでない日は極端に高く、全ての人が対象にならない仕組みでは開いた口が塞がらない。平日が休みの人にとっては全くの取られ損ではないか。学校時代、社会科の授業で「少数意見の尊重」を習ったけど、「高速1000円」を見れば、それは嘘であったと言わざるを得ない。

 政治家の先生は頭はいいのだろうけど、頭だけがよくて、想像力がまるで無いように思われる。しかもこれが景気対策の1つだなんて、発想が貧困と言わざるを得ない。全てに人が対象になるように考えられなかったのだろうか。昨夜、ルーフにスキーを積んだ横浜ナンバーの車が、群馬県の一般道を東京方面に走っているのを見て、考えさせられたのでした。

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