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暴走、日本丸、何処に行き給うや

 天皇陛下と中国副主席との会談について苦言を申した宮内庁長官に対して、民主党小沢幹事長が「一役人が…」と反論し、辞任要求まで出た。

 慣例を破りスケジュールを割り込むやり方に対して苦言を申すのは、長官という立場に立つ者としては当然のこと。慣例も理由が無くあるわけではない。天皇の体調や年齢的な事、負担を減らすためにあるものだ。20分ばかりの会談とはいえ、その為に準備する時間、相手に対して知ることも必要になる。その為の時間はあったのだろうか?幹事長が党首を差し置いて「一役人が…」と言い、辞任要求、人事まで口を出すのであるから、民主党のボスは誰なのか、一目瞭然となった。

 普天間基地移設についても日米間の合意があったのにもかかわらず、ついに反古同然となった。今までの時間、経費は水泡に帰してしまった。社民党党首が辺野古まで行き、決意を強くしたそうだが、ちょろっと見てわかるのだろうか。普天間返還は白紙になってしまった事で、飛行機の離発着に伴う騒音、住宅地上空での低高度、低速度による危険はそのまま継続という事になった。新たな移転先を見つけるそうだが、具体的にどこだかこれから見当だから全く当てにならない。住民こそいい迷惑。振り回され、結局は何も変わらないのだから。

アメリカ議会で海兵隊グアム移転費用が承認され、オバマ大統領もサインした。世界規模の米軍再編と言うけれど、普天間飛行場が辺野古に移転してもしなくても案外と影響が無いのかもしれない。本当に影響を及ぼすのならもっとガンガン言ってくるに違いないし、海兵隊のグアム移転もあり得ないかもしれない。これから作ろうとした新しい飛行場よりも既に運用している普天間飛行場の方が何かと見通しがつくというものだろう。しかも日本側が提唱し移転寸前までこぎつけた辺野古移転が寸前で日本によって反古になったのだから、普天間飛行場を離発着する飛行機が事故を起こして地域住民が巻き添えになっても、事故そのものは防ぐ事が出来なくても辺野古に移転していれば住民が巻き添えになる事は防ぐ事が出来た。住民が犠牲になったのは、辺野古移転を反古にした日本政府の責任であると口実を与えることになった。

 安全保障についてはどのように考えているのか。“友愛”と考えているのか。友愛ももちろん結構、だけど一国の首相という立場であればもしもの時も同時に考えてなければならない。理想と現実と未来を見据え、時には厳しい選択をしなければならないのも首相の役目だろう。

 日本中どこに行ってもお店には食品がたくさんあり、ガソリンスタンドにはガソリン、軽油、灯油が泉のごとく湧いてくる。食糧自給率は低く、原油はほとんど全てを輸入に頼っているのにだ。考えてみればこれはすごいこと。こんなすごい事が当然のように感じさせるなんて、まったくもって表現する言葉を知らない。このようなすごい状態が何十年も続き、これが当たり前のようにさえ思い、疑う事さえ思わなくなった。食糧自給率が低い、原油を産出しないといってもピンとこないのがほとんどだろう。対外的に無関心になってしまい、沖縄の痛み、沖縄の重圧、沖縄の負担といってもそれが何の事だか知ろうともせず、どっかで聞いたことあるなぁ、まぁいいやとなってしまった。我々の無関心こそが、一番の原因なのかもしれない。

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