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DUCATI 750PASO その3

 バイクをどうするか、難題でした。替わりのバイクも無いし、かといってあれじゃたまらない。そう思うと同時に、今までナントカの一つ覚えの如くバイク、バイクと言っていた自分がバカみたいに思えてきました。“自分へのプレゼント”として購入したバイクだけにショックもまた大きかったのです。これを機に、もうバイクをやめる潮時かもしれない、そんな事を考えたりしました。難しいと言われる限定解除も、その“難しい”という多くの部分は受けるのが難しいのであって、試験そのものはさほど難しいものではありません。試験官は杓子定規な採点点では無く、課題走行がイマイチぎこちなくても法規走行がきちんとできる、この人なら大丈夫と思える人を合格にしているように感じてました。免許は免許、バイクに乗らなくても無くなるもんじゃない。こんな目に遭うんならバイクなんかどうでもいいや。…と、すっかり“熱”が冷めてしまいました。

 しかしその一方で、だけど…という気持ちも残ってました。自分がバイクに興味を持っているのもあっちこっち行ってみたいからです。その頃の目標は「日本1周」でした。バイクをやめることは、「日本1周」をあきらめることでした。あれも半端、これも半端と、今まで半端な事ばかりでしたので、せめて「日本1周」だけは徹底的にやってみたかったのです。

 決断が付かないまま月日が経ってしまいました。そんなある日、閉店後のショールームを覗いて見ると、何とPASOに値札が付いていたのです。このバイク屋は私に何の断りも無く転売しようとしていたのです。無論、何の連絡もしないまま日時を過ごした私にも非があるといえばあるのですが、トラブルの元を作ったのはこのバイク屋です。しかも保留中、手紙1枚、電話1本さえありませんでした。私は値札の付いたPASOを見て、ようやく手放す事を決心しました。今度のバイクは、やはりこのバイク屋に展示してあったKawasaki GPZ900R(走行4944km)にしました。こんなバイク屋から買いたくはありませんでしたが、金銭的な理由もあり、買わざるを得なかったのです。そしてこれを最後にして、このバイク屋と縁を切ることにしました。後日、再び閉店後のショールームを覗いて見ると、PASOは私が購入した時と同じ値段で売られてました。“エンジン好調”と称して…。

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