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BMW K100RS

Img344'94BMW K100RS ('96.6.30~'97.3.30)

'96年9月8日福島県田子倉ダムの手前。

GPZ900Rに乗り続けて飽きたという訳ではなく、むしろこのバイクのよさを知りました。高速道路を突っ走ることから、くねくねと曲がりくねった道まで実にオールマイティに使えるのです。しかし走行2万キロでエンジントラブルを起こしたのですから耐久性に疑問を持ちました。いくらなんでも2万キロ(正確にはわからないにしても)であのようになるとは思いもしませんでした。もしこのバイクがホンダ車だったら、真っ先にヘッド周りを改良するのではないかと思うのです。で、今度のバイクはGPZ900Rを更によくした、エンジンの耐久性の高いバイクにしたいと思いました。もちろんDUCATIに乗りたいという思いはあり、906PASOの中古を見つけましたが、程度が悪く見送りました。

 では一体どれにするか、そこで耐久性に定評のあるBMWを思い切って選択しました。BMWにもいろいろありまして、その中でGPZ900Rに似たK100RSを選びました。これでビシバシ走るのだ!

 思惑通りこのバイク、GPZ900Rのいい所を更によくしたバイクでした。カウリング効果も抜群です。これなら長距離も楽勝です。モワ~ッとした加速ですが、長く乗れば乗るほど“味”が出るバイクだと思います。しかしながらこのバイク、一方でGPZ900Rの悪い所を更にグレードアップしたバイクでもありました。それは何か?熱いのです。熱い、めちゃくちゃ熱い。その熱さたるや凄まじくGPZ900R3台分はあろうかと思う程です。ラジエターからの熱風がサイドカウルのダクトから足に直撃し、カウル上部のダクトからも上半身に熱風が当たります。これだけならまだまだよい(?)のですが、意外なことにガソリンタンクが物凄い熱を持ってしまうのです。給油してタンクを冷やしても一時凌ぎでしかありません。ニーグリップなんか出来なく、内股に低温やけどをしてしまいました。とてもではありませんが夏に乗れるようなバイクではありませんでした。GPZ900Rでは夏の九州を駆け巡りましたが、K100RSではとてもじゃないけど…ムリ。もちろん高速道路を突っ走ったり、夏以外であればいいのですが、バイクはどちらかというと夏の乗り物。自分の場合は夏に距離を伸ばしますのでこれではどうしようもありません。このバイクのよさもわからないでもありませんが、熱さが全てを台無しにしているように思いました。

 あともう1つはエンジンの振動が多いことです。振動がハンドルに伝わってしまい、すぐ手が痺れてしまいます。手が痺れてしまってはブレーキ操作がままなりません。熱さで注意散漫になり、手が痺れてしまっては、せっかくのABSも宝の持ち腐れです。

 もちろんこのバイクが気に入って長く乗ってるオーナーも多いと思いますが、自分にはいいバイクには思えませんでした。購入後1年もしてないバイクを手放すなんて…、そんな事やりたくありませんでしたが、夏に乗れないバイクでは仕方ありません。思い悩んだ末、消費税が5%になる直前、乗り換えることにしました。またこの経験から、バイクは雑誌インプレッションだけでは無く、実際に試乗してみるのがいかに大事なことかを知りました。

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